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ブシロードレスリング観戦記

観戦から1ヵ月以上空いてしまいましたが、ようやく時間が取れたので5月5日ブシロードレスリングの観戦記です。

生まれて初めての後楽園ホールでのプロレス観戦・・・会場に向かう時からワクワクが止まりませんでした!ってか、本当に東京ドームの真横なのね、後楽園ホールってw

それではレポに行ってみましょう!(選手名はいつも通り敬称略です)

■試合前

開場に到着してみると、コスプレした人やアニメの話題を話す人ばっかりで「こりゃプロレスファン完全にアウェイじゃないか!?」と心配になるも、会場の中に入ってみればレスラーや団体の応援幕があったり、週プロを読んでる人がいたりとプロレスファンもいたのでちょっと安心w

今回ゼロワンと協力してこの興行を開催したカードゲーム会社ブシロードの木谷社長のあいさつの後選手入場式が行われました。ここで当日まで発表されていなかった一部カードと試合順が明かされました。

また、試合前、隣の席のお客さんから「あの、これでミルキーホームズを一緒に応援しませんか?」とサイリウムを渡されました。ちなみにミルキーホームズというのはブシロードがプロデュースする声優歌手ユニットで、この日はゲストとしてミニライブを行うことになっていました。

しかし、あくまでこの日の俺はプロレスを見に来たのであってミルキーホームズ目当てではありません。サイリウムは「申し訳ないですが自分はプロレスを見に来たので」と断りました。寂しそうな隣のお客さんの顔を見て悪いことしちゃったかなぁ・・・と思いました(汗

■第一試合 DDT提供試合:飯伏幸太   美月凛音  ×平田一喜 VS ○男色ディーノ   中澤マイケル   DJニラ

入場式には姿を現さなかったディーノ、入場でいつものように男性客を追いかけまわす!この入場の仕方が見事にプロレスを初めて見る人の心をつかんでしまい謎の大人気w

開始直後、「あたし、やる気でないのよね。だってほとんどミルキーホームズ目当てでしょ」とマイク。それに対し若手の平田が「ミルキーホームズをバカにするなよ!」という舌戦を繰り広げた後に場外乱闘に。

試合としては第一試合にふさわしく「つかみはバッチリ!」って感じでした!ディーノの個性的なキャラ、飯伏や美月の空中技、ニラのやられっぷり、平田の頑張りっぷり・・・DDTを、いやプロレスの面白さがギュギュっと詰め込まれたいい試合だったと思います。

開場も大盛り上がり!最後はディーノが平田を男色ドライバーでフォール勝ち。

■第二試合 ゼロワン&新日本プロレス提供試合:田中将斗   ×柿沼謙太 VS ○中西学   キング・ファレ

楽しいプロレスの次は大迫力のプロレスです。

この試合は特に柿沼がガッツで本当に頑張っていました。一番体重が軽いのに中西とファレのヘビー級コンビに臆することなく向かっていく姿はかっこよかった!これからの成長が楽しみな選手です。

あと、キング・ファレも初めて試合を見ましたが、なかなか面白い選手ですね。中西とのコンビの息もあっていたし、1つ1つの技が重々しく説得力がありました。

田中と中西は言うまでもないでしょう。選手全員の存在感と力強さが入り乱れる試合でした!

最後は中西が伝家の宝刀アルゼンチンバックブリーカーで柿沼からギブアップ勝ち。

ゼロワンVS新日本という対抗戦でもあったせいか、新日本側のファングループとゼロワンファン側の応援もなかなか熱かったです。

■第三試合 グッドスマイルカンパニープロデュース試合:○ブラック★ロックシューター(浦えりか) VS ×デッドマスター

どんな試合になるか全く想像の付かなかったこの試合、蓋を開けてみれば楽しいプロレスだったのですが、個人的には若干消化不良かなぁ。

当日まで正体が全く分からなかったデッドマスターですが、対戦カード発表時にビジョンに映し出されたシルエット、どこかで見覚えがあるぞwww

ブラック★ロックシューターの入場の後、デッドマスターの入場。黒に蛍光グリーンの不気味なマスク、いろいろな広告の入った赤いコスチューム、ぽっちゃりした体型・・・あれ、やっぱりこの人どっかで見たことあるようなw

この試合はフィギュアメーカーであるグッドスマイルカンパニーの提供試合ということでそのグッドスマイルカンパニーの社長さんが本部席で観戦していました。

試合前にマイクを持ったデッドマスター。「おい!社長!俺が買ったら菊タローのねんどろいどを出せ!」正体バレバレですねw

ちなみにねんどろいどとはグッドスマイルカンパニーが出しているフィギュアシリーズです。

こうして試合開始となったわけですが、なんというか、いつもの菊タローの試合で安心しましたw

所々で「ねんどろいど出せ!」とアピールしつつセクハラ攻撃やすっぽ抜けるブルドッキングヘッドロックなどお約束も見れましたw

デッドマスター優勢と思われたのですが、ブラック★ロックシューターもネックブリーカーで反撃したりと負けてはいません。このネックブリーカーは本当にきれいに決まったと思います。

最後は急所蹴りからスイングDDTでブラック★ロックシューターの勝利。ただ、試合中に出した側転エルボーの失敗はちょっとお客さんのテンション下がっちゃったかなぁ。

着地に失敗していったんへたり込んじゃったからなぁ・・そこだけが個人的に惜しいです。

試合としては面白かったんですけどね。

■第四試合 ○大谷晋二郎 & 崔領二  VS ×ヴァイス & “帝王”シュヴァルツ
試合に先駆け、ビジョンには木谷社長そっくりの惑星ブシロードのキッターニ男爵が登場。開催発表会見で木谷社長をバカにした大谷への復讐として「帝王の中の帝王」シュバルツを送り込むことを宣言。

これを聞いた大谷は、どう見ても高山善廣と思われるシルエットの描かれたボードを持って「俺は今までこんなやつ見たことないよ!誰なんだ!?」と困惑・・・。

映像はここで終了。まずはキッターニ男爵とヴァイス、帝王シュバルツの入場。

入場後、キッターニ男爵は「本日は来場ありがとうございます!ブシロード社長木谷に変わりましてお礼申し上げます!」とマイク。いいのかそれをそのキャラで言っちゃってw

その後、大谷と崔が入場。そこで大谷がマイク。「おい、帝王シュバルツちっちゃくねえか?」

たしかに、あの男にしては体格が二回りくらい小さい・・・キッターニ男爵は「帝王は一人で入場するのがお望みなんだ!」とのこと。こうしてどう聞いても高山のテーマにしか聞こえないテーマ曲に乗って黒いマスクの下から金髪をはやした2メートル近い巨大な男が入場!会場は大歓声!

こうして試合が始まりました。

大谷はしきりに男爵を指し「あれ木谷社長だろ?」と挑発w

ヴァイスの方はとび技の上手い選手でした。闘龍門系の動きだったかな。

シュバルツは途中でマスクを脱ぎ捨て、正体を明かします。予想通りの高山ですw

キッターニ男爵もロープにとんだ大谷を椅子で攻撃するなどやりたい放題。

攻防がめまぐるしく入れ替わる見ていて興奮する試合でした。この頃になるとお客さんのテンションも最高潮!

最後はスパイラルボムで大谷がヴァイスをマットに沈めました。

退場前に大谷はキッターニ男爵に豪快なスタナーを一撃!w

■メインイベント ○長島☆自演乙☆雄一郎 VS ×佐藤耕平

いよいよ待ちに待ったメインイベント!K1日本王者長島のプロレスデビュー戦です。

長島はこの日も定番のコスプレで登場!探偵オペラ ミルキーホームズのアルセーヌというキャラでした。

耕平もあとから入場し、いよいよゴングが鳴らされます。

・・・

試合全体を見て思ったことは「この人は本当に「立ち技格闘技」の日本王者ですか!?(褒め言葉)

もっと打撃戦になるかと思われたのですが、プロレス以外の何物でもない最高の試合でした!

この日、長島が出した主な技は

卍固め、スワンダイブ式ミサイルキック、変形シャイニングウィザード、ムーンサルトプレス、雪崩式フランケンシュタイナー、ドラゴンスクリューなどなど・・・

プロレスの練習期間わずか数か月とは思えない戦い方でした。なにより自分の魅せ方が本当に上手かった。レスラーとしてのセンスは本当に素晴らしい。幼いころからプロレスが好きだったそうなので、頭の中でプロレス的な考え方や魅せ方がわかっていたのではとおもいます。とにかく素晴らしい選手です。

ただ、唯一難点が。

・・・受け身が全くと言っていいほど取れていない。

もう技を食らうたびに見ているこっちはケガしないかとドキドキもんですよ(汗

ファルコンアローのような大技ならまだわかる。でもボディスラムで受け身が取れないのはどうなのよ・・・

でも、そういう面も含めてこれからの成長が楽しみな選手だと思います。1試合だけではもったいない!

一方で耕平もスゴイよかった。

なんというか、悪役として観客の怒りを買い長島を引き立たせるような戦いの中に、K1という黒船からの刺客である長島に対して「プロレスなめるなよ」という厳しい攻撃を織り交ぜた戦い方でした。

積極的に場外に逃げて挑発したり(これでプロレスを初めて見るであろう子連れの男性客は「なにやってんだ!ヤル気あるのかてめえ!」と本気でキレていました)、実況席で観戦しているミルキーホームズのメンバーに魅せしめるかのように長島を実況席の机に叩きつけたり(これでミルキーホームズのメンバーの一人が怖がって泣き出してしまい控室に帰ってしまうというハプニングもw)という普段の耕平らしくない憎まれファイト。

そんな中で出した危険な角度のファルコンアロー、上半身のみ起こして座り込んでしまった長島の胸板に会場のお客さんが引いて一瞬静まり返ってしまうほど強烈な蹴り。

極めつけは終盤に出したパイルドライバー。

多くの場合、パイルドライバーを出すときは相手にケガをさせないように座り込んだ時に食らう選手の頭がリングに直接触れないように足のモモで相手の頭を挟むのですが、耕平は頭が触れるどころか、飛び上がった時に長島の頭が半分ほどモモからリングに向けて出ている(つまり、技の衝撃がほとんど長島の首に直接来る)というレスラーでもケガをしかねないパイルドライバーをジャンプで飛び上がって出したんです。

ヘタしたら受け身の上手いベテランレスラーでもケガをしかねない落とし方。それをプロレスデビュー戦のK1王者に仕掛ける。立ち技格闘技からの刺客に対する「プロレス」の洗礼のようでした。

このパイルドライバーで長島は失神。レフェリーとセコンドの大谷に激を飛ばされなんとか意識を取り戻しました。

最終的にはジャーマンを仕掛けようとした耕平を長島が飛びつき回転十字固めでフォール勝ちという結果でした。

今まで本当にたくさんの試合を見て来たけど、本当に久しぶりに心の底から、体の底から燃えた。言葉では表しきれない素晴らしい試合でした!

最後は長島がマイクで〆

■興行全体を通して

プロレスを初めてみる人にはプロレスの面白さが伝わり、目の肥えたプロレスファンも満足できる興行だったんじゃないかなぁと思います。

第一試合からメインまでの盛り上げ方が興行全体を通して上手かった。ただ、セミファイナルの試合前に休憩は入れてほしかったかなw

自分としては大満足です。

ただ、唯一言いたいのは、パンフレットとか会場限定のオリジナルグッズとかも出してほしかった。

売店コーナーのブシロードブースで売ってるのが、だいたいカードゲームショップとかアニメショップで手に入るものばかりでちょっと残念だったなぁ。

あと、これはプロレス初心者の人がよくやっちゃうことなんだけど、みんな場外乱闘のとき逃げなすぎwww

お気を付けくださいとかアナウンスあっても、ほとんどの人が選手が間近に来るまで逃げないんだもんなぁw 仕方ないことではあるのだけれど。

と、なんだかんだで長くなってしまいましたが、本当に素晴らしい興行でした!

ちなみに余談ですが、この試合の後、長島はゼロワンのリングでプロレスデビュー第二戦を行っています。

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